本ブログを見てくださっている方の多くは、いわゆる「陰キャ大学生」の方でしょう。かくいう僕もそうでした。
恐らく、皆さんとは比べ物にならないほどの酷い陰キャ大学生だったと思います。詳細は後ほど記述しますが、誰よりも陰キャ大学生の気持ちがわかると自信があるので共感できると思います。
今回の記事では
- 陰キャ大学生になるまでの過程
- ドン底の陰キャ理系大学生としての一人暮らし
- 彼女を手に入れるために奮闘
- リア充生活によって手に入れた最高の時間
の4つの章に分けて僕が彼女を手にいれるまでの道筋をさらけ出したいと思います。皆さんのなかにも同じような経験をされた方がいると思います。
トップにある画像は夏にロシアに旅行に行った時の写真です!
かつて鬱にもなった自分ですが、恋愛の幸せを知って今では毎日がとても楽しいです
陰キャ大学生になるまでの過程
まずは陰キャ大学生になるまでにどのようなことがあったかを簡潔に説明させていただきたいと思います。
中学生時代に思春期の到来とニキビの大発生でコミュ障に
中学時代、思春期の影響で女子に話しかけるのが恥しい+ニキビが顔を覆い尽くすというダブルパンチでもちろん彼女はできませんでした。特にニキビの影響はとても大きかったです。友達と出かける時もニキビがあるせいで気が落ちて、「きっとそこら辺を歩いている人も僕の顔を見て笑ってるんだろうな」と被害妄想もするようになりました。
このようなことから、特に女の子に対しては少なくとも自分からは一切話しかけられなくなるほどのコミュ障になってしまいました。
勉強と部活しかしなかった高校時代
国語は苦手でしたが、他の教科は人並み以上にできたので地元の進学校(自称進学校)に入ることができました。このときは「全国に行くぞ」というほどの熱意はありませんでしたが、バスケは好きだったのでバスケ部に入ることにしました。
また進学校だったことと、兄が受験の際にとても苦しんでいたのを見ていたので一年生の時から勉強には力を入れていました。もちろん中学の頃に比べると勉強しないといけない量が桁違いなので、放課後遊ぶという選択肢さえありませんでした。部活をしていたときの僕の毎日は以下のようなものでした。
- 5:00~7:00 → 自宅で自主勉強
- 7:00~8:00 → バスケ部の朝練
- 8:00~17:00 → 授業
- 17:00~18:30 → 部活 or 塾
- 18:30~19:30 → 食事+風呂
- 19:30~22:00 → 自宅で自主勉強
- 22:00~ → 就寝
土日は午後か午前が部活で、それ以外は勉強をしていました。兄の受験期の辛そうな姿を見ていたので、とにかく勉強には必死でした。学校では男友達がいたのでとても楽しい高校時代でした。また勉強に必死でもいじられることもなく受け入れてくれる友人ばかりだったのでとても居心地の良い空間でした。
しかし女の子に対しては相変わらず苦手意識があったのでもちろん、彼女はいませんでした。周りにはリア充だらけでとても幸せそうだったので、彼女が欲しかったです。一方で女の子とほとんど接していなかったので、女の子と話すのが怖かったのを覚えています。
このような毎日を過ごした高校生時代でしたが、毎日の勉強のおかげで国公立の大学に入学することができました。3年間の努力が実ってとても嬉しかったことを覚えています。
しかしながら、中学時代に出来だしたニキビがもっと酷い状態になっていたことで毎日「なんで自分がこんなに汚い顔にならないといけないんだ」と自分の運命を恨みました。また僕は脂性肌なのでいつもギトギトしていて周りの目をとても気にしていました。
そんなこともあり、自分に対しては全く自信を持てない一方で努力が実り大学進学のため大阪での一人暮らしを始めることになりました。最初はとても楽しみにしていましたが、この後に待っている一人暮らし地獄をその時はまだ知りませんでした...
ドン底の陰キャ理系大学生としての一人暮らし
ここからはドン底陰キャ理系大学生としての一人暮らしについて書いていきます。
この記事を読んでくださっている皆さんの中にも同じ状況にいる方も多いかと思うので共感いただけるかと思います。
実家を離れ、孤独に
大学進学を機に、中高と寮に住むことなく実家で暮らしていた状態から違う土地で一人で暮らすことになりました。最初はとてもワクワクしていて、新しい部屋の整理だったり新しく住むことになった街の探索なんかをしていました。
しかし日に日に一人であることに不安を覚えるようになりました。また僕が暮らしていた街は田舎の中の田舎だったので、かなり他人を警戒していました。加えて両親のお金を使って勉強をしに来ているという責任感から、あまり大学の友人とも遊ばず勉強に集中しようと決意していました。
その結果あまり仲の良い友人ができることはなく、大学の授業が終わったら家で一人で過ごすという日々が続くことになりました。想像していた毎日とのギャップと一人でいることの寂しさによって段々と精神的に病んでいきました。何をやるにもやる気がでず、楽しみも見出せない日々に何のために大学に来たのかわからなくなっていました。
バイトでの叱責の日々によって鬱病に
そんななか、大学でできた友人によくアルバイトの話を聞くようになったので、僕も始めようと思いました。そこで始めたのがキッチンのアルバイトでした。ホールには大学生の男女がいたのですが、キッチンには50~60代の人ばかりで同い年くらいの従業員はほとんどいませんでした。ただ多くの時間働けることに魅力を感じたので、2,3ヶ月しっかりと働いていました。ここで問題だったのが、キッチンで働いている上司がとても気の強い方で毎日叱られるようになっていったということです。僕は要領が悪い方だったので、一度で言われたことをできる方ではないので「なんでこんなことができないんだ?」と何度も言われるようになりました。
ある日、バイトに行こうとしていたら手が震えるようになりました。自分でもなぜだかわからなかったのですが、日に日に症状は悪化していき気づいたら親に電話していて死にたいほどつらいと言っていました。両親からはすぐにバイトを辞めるように言われ、勇気を持って辞めさせてもらうようにお願いしました。
バイトを辞めてからは、心がすごく楽になり自分がどれだけ辛い状態に陥っていたのか気づきました。しかし他人とコミュニケーションも取れない、バイトもまともにできない自分にとても失望していました。両親に電話をして精神的にきついことを伝えたところ、自分の中高の頃のことを思い出すように言われました。「毎日朝早くに起きて勉強とバスケに全力で取り組んでいたこと。そんなこと誰でもできるわけじゃない。だからお前はなんとかできる。」こんなことを言ってくれました。
ここで僕の中で何かが変わり、このままじゃダメだと思うようになりました。まず何か行動を起こそうと思いました。
この時期は僕の人生の中でも最もつらかった時期で、生きている意味がわからないくらいでした。
しかし父の一言でもう一度頑張ってみようと奮起することにしました。
大学の友人とよく遊ぶようになる
とりあえずアルバイトをしてことで遊ぶお金は持っていたので大学の友達と積極的に遊びに行くようにしました。これまでは誘われてもほとんど断っていたのですが、その日からは僕の方から積極的に誘うようになりました。すると段々と友達からも誘われるようになり、親友ができました。
彼も僕と同じで陰キャ大学生で、女の子と遊びに行ったこともありませんでした。そんなところに共感し益々仲良くなりました。USJに行ったり、アメ村に古着屋を買いに行ったりなどいろんなことを一緒にしました。ただどこにいくにも当然カップルはいるもので、彼らに会うたびに二人で「恋愛の何がいいんだ。一人でいる方がお金も使えるし彼女のこと考えないといけないし面倒くさすぎるだろ」と言い合っていました。
しかし段々とこのような状態にお互い段々と虚しさを感じるようになり、ある日彼から「本気で彼女作らないか?」と提案されました。私も心の底では女の子と外に出かけたり、一緒に料理したりしたいなと思っていました。そこで二人でどっちが早く彼女ができるか勝負しようということになりました。
彼女を手に入れるために奮闘
陰キャ友達と彼女を獲得することを決意
この日からどうすれば彼女ができるかを必死に考えるようになりました。まずは彼女ができない理由を自分なりに上げてみました。
それが以下のものです。
- ニキビだらけで汚い
- 女の子のことを何も知らない
- コミュ障で男女関係なくあまり知らない人に話かけられない
- 服がダサい
- 教養がない
まずはニキビを治すために、美容に関して猛勉強しました。勉強することは好きだったので苦ではありませんでした。美容のことを知っていくうちに、ニキビがいっぱいあるのは偶然じゃなくて僕のこれまで対応が良くなかったからで必然的だったんだなと思うようになりました
これまでは悪いことも良いこともたまたま起きていると思っていたのですが、美容について勉強するようになって全ての結果は必然、難しい言葉でいうと因果律で繋がっているんだなと少し哲学的なことを思うようになりました。自分が状況を変えようとしない限り、それが改善することはないということを学びました。
それから自分の肌に合った美容品を買い、毎日朝と晩に丁寧に肌ケアをするようになってからゆっくりと肌質が変わってきてついにはほとんどニキビのない肌を手にいれることができました!
次に女の子のことを何も知らないので色々と情報収集するようになりました。友達にお願いして、女の子友達と遊ぶ機会を作ってもらったり、恋愛心理学を学ぶようになりました。これまでタブーと言われているようなことをいくつもしていたことに気づきました。
また、服装にも気を付けるようになりました。自分がダサいということに自覚があったのでまずはインスタなどでオシャレそうな人が着ているものをそのまま着てみることにしました。すると地元の女友達から「なんか垢抜けたね」と言われたり「あんな芋臭い感じだったのに大人っぽくなったね」と言われるようになりました。
それと数学や物理などの学問ではなく、歴史や社会、芸術などの教養が全くないことに気づき自主的に勉強するようになりました。日本や世界の歴史だったり、有名な小説を読んでみたり、哲学について勉強してみたりしました。国語が苦手なこともあり、読書することを敬遠してきましたが、次第と自分の世界が広がっていくことに気づきとても楽しくなっていきました。
このような努力を続けることで次第と自分に魅力を持てるようになっていき、やっと彼女を作るためのアクションをとろうと思うようになりました。そこで始めたのが以下のものです。
- 街コンに参加
- 友達経由で女の子友達と遊ぶ
- 街中でナンパ
- 相席バー
- マッチングアプリ
街コンではあちら側も彼氏を欲しがっているので、いろんな女の子と連絡先を交換できたのですがその後遊ぶことはほとんどありませんでした。
友達経由でいろんな女の子と知り合うことができましたが、そのほとんどがすでに彼氏持ちだったので僕にチャンスはありませんでした。もしかしたら僕がグイグイいきすぎて、彼氏がいることにしていたのかもですが...
街中でナンパですが、精神的にとてもきつかったです。ついこの前までコミュ障だった自分が全く知らない人に「どっか飲みに行きませんか?」と言うにはあまりにハードルが高すぎました。彼女を作る決意をした陰キャ友達と一緒に行ったのですが、誰も捕まることもなく二人で悲しくラーメンを食べて帰りました。何の味もしなかったことをよく覚えています。
相席バーではまさかの30代後半の女性と飲むことになりました。誰もしらないその女性の妹の話を1時間聞かされたのですが、正直かなりきつかったです。彼女を作りたい方にはあまりおすすめしません。
マッチングアプリですが、これが一番良かったと思います。マッチングアプリについては色々と試したのですが長くなるので別の記事で説明させていただければと思います。
結果ですが、マッチングアプリを使って6人くらい彼女を作りました。
これまで勉強していた恋愛心理学やファッション、美容、歴史などの教養を学んだことで女の子が話したい内容について話すことができるようになったり、女の子が嬉しく思うような行動を取れるようになりました。マッチングアプリを始めて本当に良かったと思います。
高校生の頃の夢を叶える
マッチングアプリで彼女を作ることはできましたが半年くらいで別れることが多かったです。楽しい日々を過ごすことができましたが、一生一緒にいたいと思えるような人には会うことはありませんでした。
そんな時、高校時代のころのある夢を思い出しました。これは高校生の時に見た映画を見てできたものです。それは「ブロンド美女の彼女を作る」でした。当時は夢の中の夢としか思っていませんでした。しかし今では教養のためにと英語の勉強をしていたのでいけると思いました!
彼女を作ると決めてから、私の行動力はとてつもなく上がっていたので大学3回生ながら留学生交流会に入ることにしました。Twitter でコンタクトをとりすぐに入ることができました。それから日本語を話すイベントに参加したり、たこ焼きを一緒に作るイベントを企画したりしました。そんな時にニューイヤーイベントを開催することになり、これが自分の運命を変えることになりました。
このイベントが開かれたのはコロナが一番流行っていた時期だったので全員がマスクをしていました。マッチングアプリを使い倒していた当時の僕はたくさんのマスク詐欺師にあっていたので「どうせマスク外したらそんなに可愛くないんでしょ」となんだか卑屈な考え方をするようになっていました。パーティーではいろんな国からきた学生に会ったのですが、そんな中でマスクをしていてもダントツで可愛い女の子を見つけました。彼女はロシア出身だそうで、偶然に僕と同じで古着が好きなことがわかりました。そこでアメ村に行かない?と誘ったところ快諾してくれました。
その後いろんなことを一緒に経験しましたが、結果付き合うことができました。詳細については別の記事で書かせていただこうと思います。彼女と付き合えることになった瞬間、情けないですが嬉しすぎて泣いてしまいました。
リア充生活によって手に入れた最高の時間
彼女と出会ってからとても幸せな日々が続くことになります。
恋愛の素晴らしさを理解
彼女と付き合う前には、マッチングアプリに慣れすぎてどうせ半年くらいしか一緒にいないんだろうなと思っていました。彼女も半年で自国に変えることが確定していたのでちょうどいいかなと、最低ながら思っていました。
しかし彼女との時間を過ごしていくなかで、ずっと一緒にいたいなと思うようになっていきました。これまでは彼女を作ることはいろんなことを犠牲にしないといけないし、自由がないしそんなにいいものでもないかもと思っていました。ただ彼女との時間は他の何にも変え難いもので、何を犠牲にしてもいいと思えるほど幸せでした。
初めて自分より大切な存在ができる
今まで自分が最も大事な存在でした。テレビで「あなたはお子さんを助けるために自分を犠牲にできますか?」という質問に「当たり前でしょう。」と即答していたのをみて嘘だろと思っていました。そんなのテレビで言っているだけだと。
しかし彼女と出会ってテレビでやっていたのは本当だと思いました。僕が犠牲になることで彼女が助かるのであれば、迷わず自分を犠牲にすると思うようになりました。
彼女は少しは日本語が使えますが、やはり生活の中では難しいことがたくさんありました。車で事故に会った時には、その日あった研究室での予定を延期して飛んで行きましたし病気になってくるしそうな時にはインターンの仕事を徹夜で仕上げて付き添ったりしました。今までの自分であれば「頑張って」と言って放っておいたと思います。しかし彼女と出会ってから恋の素晴らしさを知ることができ、自分を犠牲にしてでも尽くしたいと思えるようになりました。
陰キャだからこそ彼女ができる
僕はこれまでトータル10人くらいの人と付き合ってきましたが、みなさんが気にしているほど陰キャに対する偏見はないことに気づきました。僕自身、アニメと漫画がとても好きでよくアニソンをきいていることもありました。その彼女にも僕がアニオタであることを伝えていましたがみんな「へーそんな趣味もあったんだ、今度一緒にみようよ」と引くどころかむしろ理解しようとしてくれました。
彼女たちに陰キャな人に対してどう思う?と聞いてみるとほとんどの女の子が「最初はコミュニケーションをとるのが難しいけど、その辺のチャラチャラしている人たちに比べて何かに熱中できるものがあって魅力的だと思うよ」と言ってくれました。また奥手なところもあって関係を深めるのが難しいけど、逆にいうといろんな女性に気軽に関係を持とうとしないから好印象かなとも言っていました。
だから僕は陽キャよりも陰キャ気味の人の方が本当に理想の彼女を作りやすいと思います。陽キャの人はいろんな女性にアプローチできるが故に本当に深い関係になるのが難しいのかもしれません。
なので陰キャであることに対して卑屈に感じるのではなく、むしろ誇りに思いましょう!その上で彼女を作るには自分に何が足りていないのかを考えることが重要です。もし何から始めればいいのかわからないと思っている人は、まずは美容+恋愛心理学から始めるのがいいかと思います。この二つが分かっていればあなたの魅力を伝える準備を整えられます!
今、陰キャ大学生でつらい毎日を送っている方へ
今、大学で陰キャラとして辛い日々を送っている方にメッセージを送りたいです。
僕も同じような状態だったのでとてもわかります。僕のように死にたいと思ったり鬱病になったりはしていない人の方が多いと思いますが、彼女が欲しいと思っている人も多いと思います。友達とゲームしたり旅行に行くだけで満足だと思っている人もいるでしょう。僕も最初はそうでした。彼女がいなくたって、仲のいい友達がいればそれだけでいいだろうと。
しかし、やっぱり彼女がいないとわからない幸せがあることが絶対にあると思います。就職してからは自分に時間を作るのが難しくなるので今のうちに経験しておいた方がいいと思います。それに時間があるから、お互いのことをしっかりと理解できて自分に理想の彼女ができると思います。長続きしなくとも自分に合うような人と合わない人がわかるようになると思います。
僕の先輩は大学で出会った女性と結婚することになりました。彼女といる先輩は、研究室でいる先輩とは違った表情をしていてとても幸せそうでした。
僕も恋愛を通じていろんな幸せがあることを知りました。例えば、他人のために何かすることの幸せです。よく「他人のために何かすることは、その人のためにしているようで自分のためにしている」と言っている人がいますよね?「クリスマスに一番喜んでいるのはプレゼントをもらって喜んでいる子供じゃなくて、それを見ている親なんだ」と。今ではその意味が理解できます。
もちろん自分の予定を潰して彼女のために病院に付き添ったり、事故の処理に行くのは大変なことです。しかしその後の彼女の笑顔を見れば何もかもを忘れることができます。
皆さんにも恋愛をすることの素晴らしさを経験していただきたいと思っています!
そのためにこのwebサイト、インスタグラム、X(Twitter)で美容+恋愛心理学に関する情報を発信しています。よかったらその内容を覗いてみてください。皆さんと一緒に陰キャ大学生でも素晴らしい恋愛ができる人を増やしていきたいと思っています!